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2009年01月23日

琉球泡盛倶楽部

琉球泡盛倶楽部

2月8日(日)に琉球泡盛倶楽部の講習会&講演が開催されます。

今回のテーマは「酵母」

今更ですが、泡盛は黒麹菌や酵母菌によりアルコールを造り出します。

お酒なので生活の中では、もっとも密接なバイオテクノロジー(生物工学)の一つです。

2つの菌の作用は、次の通りです。

1.米のデンプンをブドウ糖に変える黒麹菌の作用。

2.ブドウ糖をアルコールに変える酵母菌の作用。

泡盛では、麹は黒麹菌の使用が決まっているので、酵母の違いで香りや味に変化をつけることが可能です。

それが、酵母の研究です。

酵母は主に香りに影響するといわれますが、泡盛は黒麹菌の作用で香りの特徴も大きいことから、

味の特徴もある酵母なども使用されています。

酵母の研究は、日本酒に始まり焼酎でも数々の影響を与えてきました。

香りの強い泡盛では、なかなか商品化されませんでしたが、近年色々な酵母が使用され反響を得ています。


今回の講習会では、従来からある泡盛1号酵母や101、102号酵母などをはじめ、

最近話題の黒糖酵母や花酵母、マンゴー酵母のお話を聞けます。

又、自社酵母を使用するメーカーさんのお話を聞きながら、最先端の酵母事情を聞けそうです。

泡盛製造の工程で、酵母には開発の余地を感じます。

今後、この分野が泡盛の行く末を大きく変えるのは間違いありません。


上の話だけですと難しそうですが、泡盛好きでしたら誰でも楽しく参加できます。

代表的な酵母のお酒は、試飲会でいただけます。

今回は、1月31日を期限に参加者を募集。

参加希望の方は、お近くの関係者かポスター掲載の申込先へご連絡下さい。


年度明けに発足する「琉球泡盛倶楽部」のメンバーは、忙しく準備を進めながら、講習も定期的に開催。

多くの方が沖縄文化「琉球泡盛」に興味を持っていただけるよう、工夫して会を運営します。

本ブログでは、開催していただきたい講習会やイベントの内容、その他ご意見、泡盛に関する質問もお受けいたします。

・・・以上   内間でした。



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この記事へのコメント
 はじめまして。
ブログを拝見させていただきました。
当方は、福島米の泡盛「三拝云」と「もろみ酢」の企画を2006年に、高嶺さんにお願いして醸造いただいてから「石の上にも3年」になり、先月末に4回目の仕込を終えました。

 これから第2段階に入り、多くの方々に評価をいただきロマンを持って、北と南の架け橋事業をすすめて参りたいと考えております。

 元々「沖縄では買えない泡盛」としての企画でしたが、本物でなければ続けられない現実がありますので、泡盛通の皆様にも評価いただく機会を求めることも重要と考えております。機会がありましたら情報をいただけたらと思います。
Posted by 泡盛「三拝云」の管理人 at 2009年02月11日 09:57
承知致しました。

このブロブの管理は、会で行って居ますので返事が遅れ気味ですが、
泡盛に関する事でしたら、何でもお話下さい。
Posted by 住職住職 at 2009年02月15日 23:02
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