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2021年11月01日

泡盛川柳、受賞作が決まりました。

沖縄県酒造組合が主催し、琉球泡盛倶楽部が共催して募集した
泡盛川柳の受賞作が決まりました。

下記の通りご報告いたします。

第2回 泡盛川柳

最優秀賞
妻だけが知る泡盛のいい加減

(評)
外で飲んでいても、独酌していても、妻の作る水割りの味に勝るものはない。「貴女の作る水割りが一番だ」と、妻に甘える作者の姿が目に浮かぶよう。



優秀賞
じじ棺に泡盛入れてねと孫が

(評)
泡盛が大好きだった祖父のために孫が発した別れの一言を、その子の親が歌にしたのだろう。泡盛愛は、さりげなく、でも確実に親子三代に伝承されるようだ。


佳作
子を寝かし 泡盛せがみ 踊る妻

(評)子どもをあやし、やっと寝付いてくれてホッとするひと時。晩酌をしているだろう夫に「私も泡盛」と楽しそうに踊りながら要求する妻の姿がかわいらしい。



審査員特別賞
ちぶぐゎーの残る香りでもう一杯


(評)古酒の楽しみは味だけとは限らない。飲み干したあとの残り香が甘く変化していく余韻も泡盛古酒ならでは。年代物の古酒を飲み慣れている通の一句。


ユーモア賞
泡盛は 源氏か平家か 聞いた孫

(評)泡盛を飲んでいるじいさんに、真面目な顔で聞いてくる孫の顔が思い浮かぶ。社会の授業で清盛とか敦盛とか習ったばかりだったんだろうな。

今回は、昨年の第1回と比べて200作も多い、約950句の応募がありました。
その中から5人の審査員が厳選した入賞作です。
受賞された皆様、おめでとうございました。

また、来年も沖縄県酒造組合と一緒に開催する予定です。
毎年の恒例行事として、皆様のご参加をお待ちしています。
  


Posted by ryukyuawamoriclub at 11:26Comments(0)