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2020年05月28日

理事会

琉球泡盛倶楽部会員の皆様へ

新型コロナウイルスの蔓延で会員の皆様も外出を自粛し、一刻も早いこの事態の終息のためにご尽力されている事と思います。

私たち琉球泡盛倶楽部も、当初4月に予定していた「泡盛シンポジウム(仮称)」を延期せざるを得ず、また、次のイベントもいつ開催できるか予測がつかないのが現状です。

それでも、この状況が改善したときには、泡盛と泡盛古酒の素晴らしさを実感し、その奥深さを伝えるために、再びお会いしましょう。

しばらくイベントは開催できませんが、会員の皆様に、3月に開催された当倶楽部の理事会で出た企画案などについて、ココでご報告します。ご一読いただき、他にやってみたい、楽しんでみたいというアイデアがありましたら、ぜひ、事務局までご一報ください。出来る限り、今後のイベント内容に取り込んでいきたいと思っています。



琉球泡盛倶楽部 理事会(2020年3月)イベント案

(1) 外出自粛中にもできるかもしれない企画
・古酒用原酒のプロデュース(企画・販売)
泡盛メーカーに市販されている43度とはひと味違う、ろ過をできるだけ少なくしたり汲み水の度合いを変えたりしするなどした古酒用泡盛原酒43度または44度をオーダーし、会員でシェアする。
その際、商品には琉球泡盛倶楽部の推薦文や「10年間は飲まないでください」などのメッセージを添える。

・古代米や赤米(恩納村)をブレンドして泡盛を造ってみる。
従来の泡盛にはない味が出てくるのではないかという期待を込めて、新しい原料にチャレンジし、それを会員で共有する。


(2) コロナウイルス禍終息後に行いたい企画
・泡盛なんでもトーク大会(仮称)
泡盛の味について、泡盛メーカーについて、泡盛の流通拡大について、などなど、日頃思っている泡盛についての感想や要望を、会員の皆様が思い思いに発表できる集いを開催する。
できれば酒造組合やメーカーの方々にも参加して頂く。あるいは、この会で出たさまざまな意見やアイデアを泡盛関係者各位に報告書の形で提出し、メーカーと消費者との距離を近づけるための一助にしたい。
コンパクトにまとめたものをネット配信し、全国からの声もゆくゆくは取り入れて行きたい。


(3) 伝統仕次古酒コンクールに向けた古酒づくり講習会
・今年で3回目だった「伝統仕次古酒コンクール」。まだまだ出品者が少ないので、泡盛の伝統である仕次を普及させるためにも、そのノウハウを伝える講習会を開催する。


(4)「尚」のイベント企画する。
・三回蒸留の新しい泡盛「尚」は、一般への説明が少ないと感じる。
そこで、造りのコンセプトやオススメの飲み方などを国税の相澤さんや瑞泉の伊芸さん、ほかのメーカーの皆さんに説明して貰ってからテイスティングをしてみたい。
   a.通常の43度と比べてみる。
   b.酒造所の特徴を比べてみる。
   c.ロック or ストレートで飲む。
など、その特徴がわかるテイスティング会を開きたい。


(5) 酒造所の方との懇親会
・毎回1メーカーの製造担当者の方を招いた懇親会を開きたい。
その酒造所がどういう酒造りを目指しているのか、実際に泡盛を飲みながら確認していく懇親会にしたい。
その際、その酒造所の古酒を自宅で育てている会員は、その古酒を持ち寄り、メーカーの方に試飲してもらって感想を頂くなど、琉球泡盛倶楽部ならではの会にしたい。


(6) 泡盛と焼酎の飲み比べ
・近年の焼酎は確実に美味しくなっている。そこで、水割り,ロック,お湯わりなど、さまざま飲み方で泡盛と飲み比べてみて、その違いや両者の良いところを検証してみる。


(7) 若い人たちにも泡盛に関心を持って貰う為に
・若い人たちは泡盛の見方がわかっていないので、焼酎に流れているという情報もある。
そこで若い人たちに泡盛の美味しい飲み方を少しでもわかってもらえる親しみやすい企画を実践する。


(8) コンビニつまみと泡盛の会
・コンビニのおつまみやスイーツと泡盛を合わせるイベント。
市販されているコンビニつまみにはどういう泡盛の飲み方がオススメか、会員のアイデアを募り、若い人たちを集って実際に体験してもらう。


(9) 若者にまずは古酒を飲ませてみる
・若い人たちほど古酒に接点がない。ならば、少人数でもいいので、若い人たちを誘って古酒を体験してもらう。
じっくり時間をかけて香りを開かせる、なめるように味わうなどの飲み方を知ってもらう。


(10) その他
・酒造所見学。
・酒器に関する講習。
・本土での古酒テイスティング会の開催。 
・古酒の日の宴(2020/09/06)、総会(2021/01/24)については開催を前提に準備するが、コロナウイルス対策の変化など時制をみて開催可否を判断する。


(11) 検討課題
・今後、倶楽部の一般社団法人化を検討してみる。
どういったメリットがあるのか、どういった事ができるのかの検証が必要。 法的な会計処理などを必要とし、その経費などをどう拠出するか課題。
メリット・デメリットを勘案して、吟味する。


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現時点で、琉球泡盛倶楽部理事会で検討している事案は上記の通りです。
ほかにご提言があれば、事務局までぜひご連絡ください。
事務局 e-mail : ryukyuawamoriclub@gmail.com


会員の皆様、くれぐれも体調にお気をつけて、このコロナウイルス禍を乗り切っていきましょう。



                               琉球泡盛倶楽部 理事 一同  


Posted by ryukyuawamoriclub at 13:42Comments(0)琉球泡盛倶楽部(報告)