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2009年06月30日

創立総会



先日、6月28日(日)に那覇市安里のロイヤルオリオンホテルにて、

琉球泡盛倶楽部の創立総会を行いました。

発足時の現会員数は70人ですが、その内参加は58人と参加率が高く、

これまでの活動が、報われたような気が致します。

総会後の記念講演では「泡盛の文化誌」の著者、萩尾俊章氏を招き御講演頂きました。

講演は会員以外も参加出来るとあって、80人近い方が参加していました。

内容は泡盛渡来のお話が中心で、九州の焼酎のルーツや日本酒の話もありましたが、

なかでも「杜氏」と「刀自」、そして沖縄の妻の方言「トゥジ」の語源が、

関係している話は非常に興味深く拝聴致しました。

会の創立に当たり、泡盛のルーツのお話は原点であり、貴重な講演になりました。

今後は、本(泡盛の文化誌)の中にある文化的なお話も2、3回に分け頂きたいと存じます。

懇親会では、泡盛学会の上田先生(沖縄大学)に来賓挨拶を賜り、

寶船会会長であり当会会員の外間宏さん(元浦添市収入役)に、乾杯の音頭を取って頂いた後、

約1時間、会員間の懇親を深めることが出来ました。



入会時の特典は、名刺100枚、倶楽部バッチ1つ、会員証、そして写真の記念ボトル1本でした。

アップが無いのは残念ですが、70人の会員は会員番号に合わせたマイボトルを無料でプレゼント。

200本限定(ナンバリング付き)なので、残りのボトルは1人1本限定で会場販売されていました。

残りは、宜野湾の高江洲酒販にて販売。

1本1150円と聞きましたが、詳しくは高江洲酒販にてお尋ね下さい。

泡盛は44度の酒造組合製造のブレンド酒。

14酒造所のブレンドと聞きしましたが、ソフトな口当たりでとても44度には感じない、

原料のお米の香りを強く感じるお酒でした。

瓶のまま10年熟成させ、クースにして飲むのが楽しみな1本です。


以上、創立総会のご報告でした。

写真があれば、細部の追加補足をお願い致します。

003内間でした。
  


Posted by ryukyuawamoriclub at 18:05Comments(2)総会

2009年06月17日

6月28日、総会と講演会、懇親会を開催します。

これまで泡盛と泡盛古酒をこよなく愛する有志が集って
勉強会などを重ねて来た琉球泡盛倶楽部ですが、

このたび正式に会員制の組織として
新たなスタートを切ることとなりました。

会員の皆さんおひとりおひとりの意見を尊重しながら、
より幅広く泡盛と泡盛古酒について学び、
そしてその素晴らしさを多くの方々に伝えていけるように、
みんなで楽しく頑張っていきましょう。

つきましては、下記の日程で
会としての設立総会を開催いたします。

【設立総会】
期日:6月28日(日)午後4時〜午後5時
場所:ホテルロイヤルオリオン
   (那覇市安里1-2-2
tel: 098-866-5533)

総会は会員の方のみでの開催ですが、
一般の方々との交流も深めていきたいため、
午後5時からは設立記念講演会
午後6時からは懇親会も開催します。

こちらは、会費制で、一般の方のご参加もお待ちしておりますで、
興味のある方はぜひご参加ください。

総会以後のプログラムは下記のとおりです。


【設立記念講演会】
(一般の方は会費1,000円。会員無料)
午後5時〜午後6時
予定講師:萩尾俊章氏(「泡盛の文化誌」著者
     ※現在交渉中です。

【懇親会】
(一般、会員ともに会費2,000円)
午後6時〜午後7時
会員の皆様には、設立記念のささやかなお土産がありますので、
お忙しいとは思いますが、ぜひご参加くださいね。

一般の方々も、講演会以降のイベントに、ぜひご参加ください。
年齢、性別を越えて、泡盛には本当に人を寄せ集める
素晴らしい力があるのです。

泡盛好きが集まってこんなことをしているのかと、
きっと驚かれるのではないかと思いますよ。  


Posted by ryukyuawamoriclub at 18:49Comments(0)総会

2009年06月17日

20年超古酒3銘柄のテイスティング会、大盛況

アップするのがだいぶ遅れてしまいましたが、
先日開かれた、20年超古酒3銘柄のテイスティング会は、
50人以上の方々が参加されて、
とても盛り上がりました。

今回テイスティングしたのは、
こちらの3銘柄です。
萬座(1981年、恩納酒造)、
守禮(1984年、神村酒造)、
玉友(1980年代中旬、石川酒造)



どれもがとても高価なお酒で、
個人で購入して飲むことはなかなか難しいので、
こういう機会をこれからもできるだけ多くつくって、
素晴らしい古酒を味わう体験を重ねていきましょうね。

当初は、それぞれ「20ml」というと、
会場からは「たったそれだけ!」という
御不満の声も聞こえました。
しかし、さすがは20年超の古酒です。
約1時間半とたっぷりとったテイスティング時間の間に、
その風味、香りがどんどん変化していきます。

全員のお写真は掲載できませんが、
楽しくテイスティングしている様子を、
ご紹介しましょう。









3銘柄の古酒を、それぞれ20ml。
少なすぎる…という声は、テイスティングが始まると
まったく聞こえなくなりました。

そうですよね。20年超古酒ともなれば、
20mlというのは決して少ない量ではないと、ぼくは思うのです。
先人たちが、素晴らしい古酒は
「なめるようにゆっくり味わい、
(古酒の持ち主である)家人が勧めるまでは、
おかわりを所望しては失礼にあたる」
という言葉を残していますが、
そのとおり、ゆっくりじっくり味わって、
古酒はそのすばらしい魅力をぼくらに
少しずつ教えてくれるのですね。

今回は、6つのグループに分かれてテイスティングし、
それぞれの代表が、意見をまとめてその味わい、香りについて
発表しました。

そして、総評としてそれぞれの意見を集約しつつ、独自の感想も添えてまとめてくださったのが、
ワインの専門家としても知られる吉田先生と、比嘉先生。



難しい話はちょっとおいて、今回味わった3銘柄の特徴について、
面白おかしく、まるで掛け合いの漫才のように、
楽しく解説してくれました。
このお二人、お話が上手でユーモアがあって、
天性のエンターテイナーです。

吉田先生、比嘉先生、
また、よろしくお願いいたしますね。



今回、神村酒造さんから、
酒造所のあるうるま市のお菓子屋さんと一緒に
オリジナルで開発している新作スウィーツ
「琉球菓子・暖流&守禮」の差し入れもありました。
これ、本当においしいです。
中里さん、新・暖流もご提供いただき、
ありがとうございました。

また、倶楽部の会員である徳田さんは、
6月27日に横浜で開催される
「第8回本格焼酎・泡盛横浜大選集
〜 焼酎で乾杯! 開港150年 〜」

をPR。


ぼくは昨年行ったのですが、本当、すごいですよ。
並んでいる銘柄の多さもすごいのですが、
そこに数千人も集まる酒好きの多さもすごい!
各地の蔵元さんが、一生懸命、自分達のお酒を説明してくれるので、
勉強にもなりました。
今年は、琉球泡盛倶楽部の総会が28日にあるので、
ちょっと行けませんが、
皆さん、その時期に関東に行く機会があれば、
または関東近辺にお住まいの酒好きなお友達がいらっしゃれば、
ぜひ、ご紹介してくださいねー。

まぁ、こんな感じで楽しく仲良く、勉強会を続けていきますので、
皆さん、ぜひご参加くださいねー。  


Posted by ryukyuawamoriclub at 18:26Comments(0)琉球泡盛倶楽部(報告)