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2009年08月18日

「沖縄では買えない泡盛」の試飲会

三拝云

今日は、理事会の後、「沖縄では買えない泡盛」『三拝云(みぃふぁいゆぅ)』の試飲会が開催されました。

『三拝云』は、福島県産米のチヨニシキを原料として、石垣市の高嶺酒造所で作られた泡盛。今回は、この『三拝云』を中心に、国産米から作られた泡盛を試飲するということで、瑞穂酒造の『島米 濃醇』、崎元酒造所の『与那国 与那国米仕込み』、忠孝酒造の『夢十色』も試飲させていただきました。ちなみに、『島米 濃醇』は、金武町で栽培されたちゅらひかりというジャポニカ米、『与那国 与那国米仕込み』は、与那国島で栽培されたひとめぼれ、『夢十色』は、県産インディカ米の「夢十色」という米で作られています。

今回は、はるばる福島から、『三拝云』を作った角田さん、斎藤さん、竹貫さんの3名様もご参加いただきました。8月で、航空券も高い時期に、どうもありがとうございました。 福島のみなさんも、真剣に『三拝云』をはじめ、国産米の泡盛を試飲されていました。

三拝云 三拝云

三拝云

今回は、福島のみなさんのご好意で、2007年、2008年、それに、2006年のヴィンテージも試飲させていただきました。毎年、精米などを工夫されているのがよくわかり、それぞれのヴィンテージの違いもよくわかりましたが、一貫した個性も感じられ、これはあきらかに一つのブランドとしての位置づけを獲得できる仕上がりになってます。福島のみなさんは、タイ米以外で作った泡盛が熟成するのか不安だとおっしゃっていましたが、どうしてどうして、きちんと熟成が進んでいるのが感じられました。試飲したマイスター共通の意見として、数年後はさらにおいしい泡盛になっているだろうと思われました。

ここで、素朴な疑問。何で、「沖縄では買えない泡盛」なんですか?? 福島のみなさんのお話では、沖縄での販売ルートがないからなんだそうです。もったいないですね。ぜひ沖縄でも買えるようにしてほしいです。

小規模でしたが、とてもいい試飲会になったと思います。福島のみなさん、参加していただいたマイスターのみなさん、本当にありがとうございました。(吉田)


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「沖縄では買えない泡盛」の試飲会(・o・)【行け! 泡盛マイスター】at 2009年08月30日 22:19
この記事へのコメント
お世話になりました。

「福島の米で泡盛をつくる」は、高嶺酒造所さんにとって
かなり迷惑な企画だったかと思いますが、試飲会参加の
皆さんの貴重なご意見を励みに続けていきたいと思います。

今後、沖縄県内にも「三拝云」をおいていただけるように
開拓したいと思います。
情報がありましたらよろしくお願いいたします

しかし、泡盛の世界は「奥が深い」

『琉球泡盛倶楽部』の益々のご発展をお祈りいたします。
Posted by カクちゃん at 2009年09月02日 06:45
夢十色の原材料提供者です。
このブログ、実は今日(2012年3月27日)はじめて見ました。

特産といいつつタイからの原材料を使ってる・・・
関税特権で安くするためしかたないよね。

でもひとつ位、県産インディカ米の泡盛があったら、と思い
新規就農者でしたが、トライしたら立派なお米が取れて、
ヘリウスさんとか瑞穂さんと営業しましたが、忠孝さんは打て
ば響くが如く即OKを出してくださり、通常の食用日本米の
ヒトメボレよりも付加価値を見出してくださり納入させていただき
ました。
夢十色の名前も私のお願いを叶えてくれ、忠孝さんには感謝
感謝で、それ以来、泡盛は忠孝か飲みません(すいません
ウソです)。

いま忠孝さんの甕で1000本が寝ています。
来るべき日に販売されますが、その日はまだ未定です。

ああ、懐かしい話しです。
ありがとうございました。
Posted by ひろ at 2012年03月27日 00:54
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